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天井のカビは壁の何倍も危険!?迅速に天井のカビを除去する方法を徹底解説

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天井のカビは壁の何倍も危険!?迅速に天井のカビを除去する方法を徹底解説

天井のカビは壁の何倍も危険!?迅速に天井のカビを除去する方法を徹底解説

2024/05/22

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

天井のカビは壁の何倍も危険!?迅速に天井のカビを除去する方法を徹底解説

 

弊社には、毎日多くのカビに関する相談やカビ除去の依頼が寄せられます。その中でも特に多いのが、以下の3つの問題に関するお問い合わせです。

 

・壁のカビ

・カビの臭い

・天井のカビ

 

この中でも特に注意が必要なのが、天井のカビです。

 

天井に発生したカビは、胞子が重力により下に落ちてきたり、風で舞い上がったりするため、他の場所よりも広がりやすいのです。

 

現在この記事をご覧の方の中には、すでに天井にカビが発生して困っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

部屋中にカビが広がるのを防ぐためにも、天井のカビは早急に対処することが重要です。

 

そこで今回、天井にカビが発生した場合の対処方法を解説いたします。

 

この記事でわかること

 

・天井のカビが特に危険な理由

・自力で天井のカビを除去する方法

・業者に依頼する際の注意点

・天井のカビを防ぐための予防策

 

天井のカビ問題に悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にして、早めの対応を心掛けてください。

 

目次 

1.天井のカビに早急に対処すべき理由

  1.1. 壁よりも天井の方がカビが広がりやすい

  1.2. 漏水の場合、被害が拡大しやすい

  1.3. 健康被害のリスクが高い

2.カビを発見したら現状確認が重要

  2.1. どの箇所にカビが発生しているか

  2.2. カビの広がり具合を確認する

  2.3. カビ発見からの経過時間を把握する

  2.4. 漏水の可能性をチェックする

3.カビ取り前の準備と注意点

  3.1. 自分でカビ取り可能か判断する

  3.2. 使用するカビ取り剤の種類

  3.3. カビ取り作業時の装備

  3.4. カビ取りの際の注意事項

4.カビ取り業者に相談する際のポイント

  4.1. 天井以外のカビ取りについても言及してくれるか

  4.2. カビ取り業者選びの重要ポイント

5.天井のカビを防ぐための対策

  5.1. サーキュレーターの活用

  5.2. エアコンの利用

  5.3. 空気清浄機の使用

  5.4. 定期的な掃除

6.まとめ

 

1.天井のカビに早急に対処すべき理由

 

住宅において、「天井のカビ対策をしっかり行うことが、カビ対策全体の成功に繋がる」と言っても過言ではありません。

 

もちろん、壁にカビが発生するケースも少なくありませんが、天井のカビは拡散しやすく、悪化のリスクが高まります。

 

私たちカビ取り専門業者は、仕事柄、住宅や店舗のカビの有無を無意識にチェックしてしまいます。その際に真っ先に確認するのが天井です。

 

店舗でも天井にカビが発生していることが多く、例えば業務用エアコンの近くや四隅に繁殖しやすい傾向があります。

 

特にスーパーマーケットでは、冷蔵庫や冷凍庫の影響で結露が発生しやすく、カビの問題に悩む経営者の方が多く見受けられます。

 

1.1. 壁よりも天井の方がカビが広がりやすい

 

なぜ天井のカビはこれほど拡散が早いのでしょうか?その理由は以下の3つに集約されます。

 

1.1.1.湿度が高い空気が上昇する

 

カビの発生条件には以下の4つがあります。

・湿度が60%以上

・気温が20~30℃

・埃などの栄養素がある

・酸素がある

 

湿気や暖かい空気は自然と上昇するため、天井付近は高温多湿となり、カビが発生しやすい環境が整ってしまいます。

 

1.1.2.カビの胞子が上から降ってくる

 

天井にカビが発生すると、重力によりカビの胞子が下に落ちてきます。

 

この胞子が壁や家具に付着すると、そこで繁殖を始めます。

 

湿度や汚れなどのカビの発生条件が揃っている場所に胞子が落ちると、急速に成長し目に見えるカビとなります。

 

1.1.3.風の影響を受けやすい

 

カビの胞子は非常に軽いため、少しの風でも遠くまで飛びます。

 

窓を開けたり、エアコンを使用したりすることで、風に乗ってカビの胞子が部屋中に運ばれます。

 

こうしてカビが至る所に付着し、繁殖して広がってしまいます。

 

1.2. 漏水の場合、被害が拡大しやすい

 

一部分に真っ黒なカビが発生している場合、雨漏りや漏水の可能性を考慮する必要があります。

 

一戸建てやマンションの最上階に住んでいる場合、屋根や屋上からの水の浸入が疑われます。

 

また、マンションの上階に住人がいる場合、水道管や排水管からの漏水も考えられます。

 

カビは湿気の多い場所を特に好むため、こうした水漏れが原因で通常よりも早く繁殖することが多いのです。

 

1.3. 健康被害のリスクが高い

 

天井にカビが発生している部屋では、カビの胞子が落ちてきたり風で運ばれたりするため、空気中に大量の胞子が舞っている状態になります。

 

このような環境で長時間過ごすと、大量のカビ胞子を吸い込んでしまい、喘息や目のかゆみ、蕁麻疹などの症状が現れることがあります。

 

実際に、弊社にご相談いただいた方の中には、カビが原因で体調を崩し、入院されたケースもあります。

 

ご自身やご家族の健康を守るためにも、カビを発見したら迅速に対処することが重要です。

 

2.カビを発見したら現状確認が重要

 

もしご自宅でカビを見つけたら、速やかに対処することが重要です。

 

しかし、「天井にカビが生えたのは初めてで、どうすればいいかわからない」という方も多いでしょう。

 

まず最初にやるべきことは、現状を把握することです。

 

2.1. どの箇所にカビが発生しているか

 

まずは、どの部屋の天井にカビが発生しているのかを確認しましょう。

 

北側の部屋や外壁に面した場所にカビがある場合、温度差による結露が原因の可能性が高いです。

 

脱衣所の場合は、浴室からの湿気が影響しているかもしれません。

 

また、外壁に面していない場所や水回りでない場所の天井にカビがある場合は、漏水の可能性も考えられます。

 

漏水の可能性については、「2.4. 漏水の可能性をチェックする」で詳しく説明します。

 

2.2. カビの広がり具合を確認する

 

次に、カビがどの範囲まで広がっているかを確認しましょう。

 

これは、自分でカビ取りを行うべきか、それとも専門の業者に依頼すべきかを判断するために重要です。

 

もしカビが天井から壁の境目を超えて広がっている場合は、専門のカビ取り業者に依頼することをお勧めします。

 

2.3. カビ発見からの経過時間を把握する

 

天井にカビが発生してからの経過時間を確認することも重要です。

 

発生から2週間以内であれば、カビの広がりは比較的少ないことが多いです。

 

しかし、2週間以上経過している場合は、カビの胞子が他の場所にも付着し、成長している可能性があります。

 

カビは徐々に増えるのではなく、指数関数的に急速に増殖するため、早めの対策が必要です。

 

2.4. 漏水の可能性をチェックする

 

黒カビが発生している場合、水道管の老朽化や破裂による漏水が原因の可能性があります。

 

次のような状況が見られる場合は、漏水の可能性が高いです

 

・ボードが膨らんでいる

・水を流していないのに水の音がする

・特定の箇所でカビが異常に強く出ている

・外壁に面していない天井や水回り以外の場所に黒カビが発生している

・天井から水が垂れてくる

 

これらの状況に該当する場合は、まず漏水の修理が必要です。

 

マンションであれば管理会社に、戸建住宅であれば工務店に相談してください。

 

その後、カビ取り業者に依頼してカビを除去してもらいましょう。

 

3.カビ取り前の準備と注意点

 

カビが発生した際の対処方法として、以下の3つが考えられます。

 

・自分でカビを取る

・カビ取り業者に依頼する

・リフォーム業者に依頼する

 

次の項目「3.1. 自分でカビ取り可能か判断する」で説明する範囲を超えるカビが発生している場合は、自己処理が難しいでしょう。

 

無理にカビを取ろうとするのは危険なので、専門のカビ取り業者に相談することをお勧めします。

 

リフォーム業者でもカビについての知識は多少ありますが、カビ取りの専門業者には知識や経験の面で及びません。

 

カビの知識が不十分なリフォーム業者に依頼すると、以下のような問題が発生する可能性があります。

 

・カビの発生原因を見落とす

・誤ったカビ対策を提案する

・カビを完全に除去しないままリフォームを行い、再発する

 

そのため、カビの問題で悩んでいる場合は、まずカビ取り専門の業者に依頼するのが最善の方法です。

 

3.1. 自分でカビ取り可能か判断する

 

前述の通り、天井全体にカビが広がっている場合、自力での除去は困難です。

 

特に、狭い範囲であっても高い場所での作業は危険ですので、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

3.1.1. クロス(壁紙)に生えたカビの場合

 

天井だけでなく、壁に生じるカビも注意が必要です。

 

クロスの場合、表面に見えるカビの裏側にも広がっていることが多いため、表面だけの処理では不十分です。

 

クロスの表面にカビが発生している状態

 

通常、クロスの表面に見えるカビは、内部まで浸透している可能性があります。見分けるポイントは以下の通りです。

 

・クロスが剥がれている

・糊が劣化し、クロスが膨らんでいる

・薄い青や黒っぽいカビが見える

 

これらの症状が見られる場合、クロスの裏側にもカビが発生している可能性が高いです。

 

プロの判断が必要な場合は、弊社まで写真を送っていただければ、専門のスタッフがカビの状態を判定します。

 

クロスの裏面にカビが発生している状態

 

クロスの裏面からカビが生えている場合、クロスを剥がさなければなりません。

 

このような状況では、専門業者の助けを借りることをお勧めします。

 

3-1-2. 天井のカビ取りのリスク

 

天井のカビ取りには以下のリスクが伴います。

 

・液剤が重力で垂れてくる

・作業中に首を痛める

・脚立からの落下

 

これらの危険性があるため、少しでも難しいと感じたら、無理せずカビ取り業者に依頼しましょう。

 

また、カビは完全に除去しなければ再発しやすいです。広範囲にわたるカビの除去が難しい場合や、クロスの裏側にもカビが発生している場合は、再発する可能性が高いです。

 

再発を繰り返している場合、見えない箇所にもカビが発生している可能性がありますので、一度カビ取り業者に相談してください。

 

3.2. 使用するカビ取り剤の種類

 

次亜塩素酸水を使ったカビ取り方法

 

今回は次亜塩素酸水を用いたカビ取り方法をご紹介します。

 

まずは次亜塩素酸水の特徴について解説します。

 

3-2-1. 次亜塩素酸水

 

砂壁(珪藻土)、塗装、木材などのカビ取りには、ハイターやカビキラーのような漂白効果のある液剤ではなく、次亜塩素酸水を使用します。

 

次亜塩素酸水は除菌効果がありますが、漂白作用はないため、カビの色素を落とすことはできません。

 

そのため、次亜塩素酸水で除去できない頑固なカビは、専門の業者に依頼するのが良いでしょう。

 

3.3. カビ取り作業時の装備

 

カビ取りの際の注意事項

 

カビを取る際には、以下のアイテムを必ず身に着けてください。

 

・手袋

・マスク

・ゴーグル

・色あせても構わない長袖

・色あせても構わない長ズボン

 

これらのアイテムは、目や皮膚を保護するために必要です。

 

もしカビ取り剤が目に入ったり、皮膚に付着した場合は、すぐに水で洗い流し、医師に相談してください。

 

3.4. カビ取りの際の注意事項

 

カビ取り作業を行う際は、必ず換気を行ってください。

 

また、作業前には、液剤が使用する素材に影響を与えないかを目立たない箇所で確認してください。

 

液剤が垂れることで脱色したり、素材を傷つける可能性もあるため、しっかりと養生を行いましょう。

 

さらに、天井は高い位置にありますので、椅子や脚立を使用する場合があります。

 

落下には十分な注意を払ってください。

 

4.カビ取り業者に相談する際のポイント

 

自力でのカビ取りが難しい場合は、カビ取り業者に依頼することが適切です。

 

ただし、カビ取り業者も一様ではなく、技術力やカビに関する知識には差があります。

 

ここでは、カビ取り業者を選ぶ際のポイントなどをご紹介します。

 

4.1. 天井以外のカビ取りについても言及してくれるか

 

天井のカビ取りの相談をする際には、天井以外のカビ取りにも対応してくれる業者に相談することが重要です。

 

カビが広がってしまっている場合、天井だけでなく部屋全体や家具の表面などもカビ取りが必要になることがあります。

 

天井のカビは拡散しやすいため、広がっているということは部屋全体にカビの胞子が広がっている可能性が高いです。

 

目に見えない場所にもカビの胞子が付着しているかもしれませんが、家具や衣類などにも胞子が付着している可能性があります。

 

そのため、部屋全体や家具なども含めて除菌することで、カビの再発リスクを下げることができます。

 

4.2. カビ取り業者選びの重要ポイント

 

カビの知識の有無や業界の主導領域が異なる会社では、提案内容にも差が生じます。

 

また、カビ取り業者も「リフォームを主力とする企業で、カビ取りはサブの位置づけ」と「カビ取りを主力とし、リフォームはサブの位置づけ」というタイプがあります。

 

リフォームを主力とする企業であれば、不要なリフォームを推奨される可能性があります。

 

そのため、カビ取りのみを希望する場合は、カビ取りを主力とし、リフォームをサブとする企業の方が費用が抑えられる場合があります。

 

もし「リフォームも考えている」という場合は、リフォームを主力とする企業の方が、最新の住宅設備や快適な間取りを提案してくれるでしょう。

 

現地調査の際には、以下の点に留意してください。

 

・提示された金額に納得できるかどうか

・料金の内訳が明確にされているか

・カビ発生の根本的原因を調査してくれるか

・提案された対策方法に納得できるか

・使用する液剤や必要な施工内容について十分な説明があったか

 

説明が不十分で不安を感じた場合は、他の業者から見積もりを取ることをお勧めします。

 

そして、説明が明確で納得のいく業者を選ぶようにしましょう。

 

5.天井のカビを防ぐための対策

 

カビは湿度が60%以上で、温度が20~30℃の環境下で繁殖しやすいです。

 

特に天井は湿度が高くなりやすく、隅には埃がたまりやすいため、カビの増殖に適した場所となっています。

 

こうした状況下では、しっかりとしたカビ対策が必要です。

 

以下では、カビ対策の方法を4つ紹介します。

 

5.1. サーキュレーターの活用

 

天井の四隅は、空気が滞留しやすく、湿度や温度が上昇し、埃が溜まりやすい場所です。

 

そこで、サーキュレーターを使用して、隅に空気が滞留しないようにすることが重要です。

 

ただし、サーキュレーターを使用する際には、1つの場所だけに風が当たり続けるようにしないように注意してください。

 

なぜなら、1つの場所だけに風を当て続けても、その部分以外の空気の滞留は解消されないからです。

 

そのため、サーキュレーターの首振り機能を活用し、四隅全体に風が行き渡るようにしてください。

 

5.2. エアコンの利用

 

エアコンは、温度と湿度を一定に保つ上で非常に効果的です。

 

特に除湿機能を使用することで、一定の温度を保ちながら湿気を取り除くことができます。

 

ただし、エアコンの吹き出し口やフィルターの清掃を怠ると、そこに付着した埃を室内に放出してしまう可能性があります。

 

定期的なメンテナンスを行い、エアコンを清潔に保つことが重要です。

 

5.3. 空気清浄機の使用

 

空気清浄機の特性の一つは、集塵機能によって空中の埃を吸い取り、カビの栄養源を減らすことです。

 

ただし、空気清浄機のフィルターのお手入れを怠ると、フィルターに付着した埃が部屋中に広がってしまいます。定期的なフィルターの清掃が重要です。

 

(フィルターのお手入れ方法については、使用中の空気清浄機の取扱説明書をご参照ください)

 

5.4. 定期的な掃除

 

天井の掃除は、床の掃除と比べて行われる頻度が少ないかもしれません。

 

しかし、天井には静電気の影響で埃が付着しやすく、その埃がカビの栄養源になってしまいます。

 

定期的に天井を掃除することで、カビの繁殖を抑制することができます。

 

掃除をする際に必要なものは、フローリングワイパーやクイックルワイパーなどの道具と雑巾です。

 

掃除の手順は以下の通りです

 

・フローリングワイパーに雑巾を取り付ける。

・天井の埃を丁寧に拭き取る。

 

天井を掃除する際には、落ちた埃が床に付着する可能性があります。

 

掃除をする前に、床に置いてあるものを避けるようにしましょう。

 

特に移動が難しい家具や棚などは、新聞紙などで覆っておくと良いでしょう。

 

また、砂壁などの素材では、表面が凹凸しているため、軽く叩いて埃を落とす方法が適しています。

 

6.まとめ

 

天井のカビは放置すると、壁のカビよりも速く拡散してしまう可能性があります。

 

そのため、早めの対処が重要です。

 

ただし、天井のカビ取りは危険を伴う作業です。

 

自力で行う場合は、壁と天井の境目にできたカビの除去に限定し、広範囲のカビや難しい素材の場合はカビ取り業者に依頼することをおすすめします。

 

業者を選ぶ際には、金額や説明に納得できる業者を選ぶことが重要です。

 

納得がいかない部分があれば、別の業者にも見積もりを依頼しましょう。

 

カビバスターズ岐阜では無料で相談や現地調査を行っていますので、お気軽にご相談ください。

 

カビ取りが完了したら、今後のカビ発生防止策も考えましょう。

 

サーキュレーターやエアコン、空気清浄機を活用して湿度を下げ、空気を循環させることが有効です。

 

また、定期的な掃除を行い、カビの栄養源を溜めないようにしましょう。

 

カビ対策をして、万が一カビが再発した場合には迅速に対処することで被害を最小限に抑えることができます。

 

この記事を参考にして、快適なカビのない空間を実現してください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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