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「お風呂の頑固なカビを徹底撃退!8STEPで解説するカビ取りと掃除後の予防法」

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「お風呂の頑固なカビを徹底撃退!8STEPで解説するカビ取りと掃除後の予防法」

「お風呂の頑固なカビを徹底撃退!8STEPで解説するカビ取りと掃除後の予防法」

2024/04/19

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

「お風呂の頑固なカビを徹底撃退!8STEPで解説するカビ取りと掃除後の予防法」

 

「お風呂掃除しても、カビが取れない…」「どうやっても頑固なカビが消えない…」。そんなお悩みを抱える方も多いことでしょう。

 

カビは根っこがあるため、軽くこするだけではなかなか取れません。そして一度発生すると、どんどん広がる厄介な存在です。

 

実はお風呂はカビの温床。条件が揃いやすく、カビが繁殖しやすい場所なのです。

 

しつこいカビを退治するためには、適切なカビ取り剤を使用し、さらにラップパックが効果的です。

 

ラップパックとは、ラップを使用したカビ取り法で、カビ取り剤を吹きかけた後、ラップで覆って放置し、数十分後に洗い流す方法です。

 

この記事では、お風呂の頑固なカビについて以下を解説します。

 

・適切なカビ取り剤の選び方

・ラップパックを使ったカビ取り方法

・天井やエプロン内のカビ取り方法

・カビの予防法と楽な掃除方法

 

カビから解放され、快適なお風呂時間を楽しむために、ぜひご一読ください。

 

目次

1.しつこいお風呂のカビにはラップパックが有効

  1-1. カビが落ちにくい理由とは?

  1-2. ラップパックが効果的な理由とは?

2.お風呂のカビ取りには塩素系カビ取り剤がおすすめ

  2-1. カビ取り剤の性質による選び方

  2-2. カビ取り剤の形状による選び方

3.【基本編】お風呂のしつこいカビを取り除く8ステップ

  3-1. 道具の準備

  3-2. 湿気を取り除く

  3-3. カビ取り剤を塗る

  3-4. キッチンペーパーで覆う

  3-5. ラップパックをする

  3-6. カビ取り剤を洗い流す

  3-7. カビをこする

  3-8. 水気を拭き取る

4.【天井編】お風呂の天井のカビ取り手順

  4-1. 道具を用意する

  4-2. 水気を取り除く

  4-3. カビ取り剤を塗る

  4-4. シートで拭き取る

5.【エプロン編】お風呂のエプロンのカビ取り方法

  5-1. 道具を用意する

  5-2. 汚れを洗い流す

  5-3. カビ取り剤を吹き付けて放置する

  5-4. シャワーで洗い流す

  5-5. 汚れをこすり落とす

  5-6. 内部を乾燥させる

6.お風呂のカビ取りを楽にするカビ予防法

  6-1. 毎回浴室にお湯をかける

  6-2. 浴室を乾燥させる

  6-3. 防カビ剤を使用する

7.お風呂のカビが取れない場合は業者への依頼が効果的

  7-1. カビを放置するデメリット

  7-2. 業者への早めの依頼がおすすめ

8.まとめ

 

1.しつこいお風呂のカビにはラップパックが有効

 

お風呂のカビには、サランラップやキッチンペーパーを使った「ラップパック」が効果的です。

 

この方法は、カビ取り剤を密着させて根本からカビ菌を分解するため、しつこいカビにも効果を発揮します。

 

しかし、「果たして効果があるのか?」と思う方もいるでしょう。

 

まずは、なぜカビ取り剤だけではカビが落ちにくいのか、そしてラップパックの特徴について解説していきます。

 

1-1. カビが落ちにくい理由とは?

 

ドラッグストアなどで手に入るカビ取り剤を試してみても、「なんだかきれいにならない」「思ったほど効果がない」と感じることがありますね。

 

特に、時間が経ってしまったしつこいカビは、カビ取り剤を吹きかけただけでは完全に除去するのが難しい場合があります。

 

これは、カビ菌が表面にだけでなく奥まで根を張っているため、ただ吹きかけるだけでは根本的な除去ができないからです。

 

つまり、カビ取り剤を使用しても、完全にカビ菌が分解されていない可能性があるのです。

 

そのため、カビを根本から取り除くには、カビ取り剤を浸透させて奥まで到達させる必要があります。その手段の一つが、ラップパックです。

 

ラップパックを使用すると、カビ取り剤をしっかりと浸透させて奥のカビ菌まで除去できます。

 

手軽に効果的なカビ除去が可能ですので、ぜひ試してみてください。

 

1-2. ラップパックが効果的な理由とは?

 

カビ取りの方法には、ラップパック以外にもさまざまな選択肢があります。

 

以下は、4つの方法を「効果・手間・コスト・特徴」の観点から比較したものです。

 

方法: ラップパック(塩素系漂白剤使用)
効果: ◎
手間: ◯
コスト: ◯
特徴: 300円程度

方法: カビ取り剤(塩素系漂白剤のみ)
効果: ◯
手間: ◎
コスト: ◯
特徴: 300円程度

方法: 塩素系漂白剤と片栗粉
効果: ◎
手間: △
コスト: ◎
特徴: 200円程度

方法: 重曹やクエン酸
効果: △
手間: △
コスト: ◎
特徴: 100円〜

 

ラップパックは、効果的なカビ除去が可能で手間もそれほどかからず、コストも手頃です。

 

カビ取り剤の上からキッチンペーパーやラップで覆い、放置した後に洗い流すだけで、簡単にカビを取り除けます。

 

特殊な道具も必要ないため、気軽に取り組めるメリットがあります。

 

ラップパックの詳しい手順は、3.【基本編】お風呂のしつこいカビを取り除く8ステップで解説されていますので、ぜひ参考にしてください。

 

また、効果的なカビ取り剤の選び方も次項で紹介されていますので、掃除の前に目を通してみてくださいね。

 

2.お風呂のカビ取りには塩素系カビ取り剤がおすすめ

 

お風呂のカビ取りには、適切なカビ取り剤を選ぶことが重要です。

 

洗剤を適当に選ぶと掃除がしづらくなったり、効果が得られなかったりする可能性があります。

 

特に、しつこいカビには「塩素系カビ取り剤のスプレータイプ」が効果的です。

 

以下では、掃除用品売り場での選び方をサポートするために、「性質別」と「形状別」におすすめのカビ取り剤を紹介します。

 

2-1. カビ取り剤の性質による選び方

 

カビ取り剤を選ぶ際には、性質に注目することが重要です。一般的には、「塩素系」「酸素系」「中性」の3つに分類されます。

 

塩素系カビ取り剤は、除菌や漂白作用が強く、特に黒カビなどがひどい場所に効果的です。代表的な商品としては、「カビキラー」や「ハイター」などがあります。ただし、酸性の洗剤と混ぜると有毒なので注意が必要です。

 

酸素系カビ取り剤は、塩素系に比べると除菌や漂白成分が劣りますが、ニオイや刺激が弱いため、塩素系のニオイが苦手な場合や換気が難しい場所で使用するのに適しています。

 

中性カビ取り剤は、ニオイや刺激がなく、表面を傷めにくい特徴があります。軽いカビの発生場所や木製の浴槽などに適しています。

 

特に、しつこいカビに効果を発揮するのは塩素系のカビ取り剤です。

 

一般的なカビ取り剤であれば、「カビキラー」や「ハイター」などが十分です。ただし、使用時には換気やゴム手袋の着用が必要です。

 

また、塩素系のカビ取り剤や漂白剤を使用する際には、なるべく新しいものを選ぶことが重要です。

 

古い製品は効果が低下している可能性があるため、購入から3年以上経過している場合は新しいものを購入することが推奨されています。

 

2-2. カビ取り剤の形状による選び方

 

カビ取り剤の形状も選ぶポイントです。一般的には、「スプレー」「ジェル」などがあります。

 

スプレータイプは、広範囲に噴射できるため、浴槽や床など、場所を選ばず使用できます。片手で扱いやすく、広い範囲のカビ取りに向いています。

 

ジェルタイプは、液垂れしにくく、細かい場所にも塗りやすい特徴があります。タイルの隙間やパッキン部分のカビ取りに効果的です。

 

また、くん煙タイプや設置型はカビ取りではなく、カビの予防用の製品です。煙を充満させて防カビ成分を浸透させることで、カビの発生を防止します。

 

カビ取りをする際には、「スプレータイプ」または「ジェルタイプ」を選ぶと良いでしょう。それぞれの適した場所やケースに応じて選んでみてください。

 

3.【基本編】お風呂のしつこいカビを取り除く8ステップ

 

お風呂のしつこいカビを徹底的に取り除くために、以下の8STEPをご紹介します。

 

  1. 道具の準備

  2. 湿気を取り除く

  3. カビ取り剤を塗る

  4. キッチンペーパーで覆う

  5. ラップパックをする

  6. カビ取り剤を洗い流す

  7. カビをこする

  8. 水気を拭き取る

 

これらの手順を順番に実行することで、お風呂のしつこいカビを効果的に取り除くことができます。

 

3-1. 道具の準備

 

まずは、お風呂のカビ取りに必要な道具を用意しましょう。

 

カビ取り剤:できれば塩素系のもの・スプレータイプが便利

 

タオル:吸水性の良いもの

 

サランラップ:一般的な台所用でOK

 

キッチンペーパー:使い捨てのもの(あまり厚すぎないもの)

 

使い古しの歯ブラシ:どのようなものでも可

 

ゴム手袋:掃除用のもの ※カビ取り剤の付着を防ぐため

 

マスク:使い捨てのもの ※カビ取り剤の吸い込みを防ぐため

 

ゴーグルやメガネ:どのようなものでも可 ※カビ取り剤が目に入ることを防ぐため

 

【塩素系カビ取り剤を使用する場合は、ゴム手袋とマスクは必須!】

 

塩素系カビ取り剤を使用する場合は、ゴム手袋やマスクなどを必ず着用しましょう。

 

塩素系のカビ取り剤は、特有のツンとしたニオイがあり、肌に触れると肌荒れの可能性があります。

 

作業時は長袖や長ズボンを着用するなど、肌への直接接触を避けることが重要です。

 

また、目にカビ取り剤が飛んできても安全なように、ゴーグルやメガネも着用しましょう。

 

さらに、作業中は浴室内の換気を十分に行い、空気を入れ替えることも大切です。

 

3-2. 湿気を取り除く

 

次に、カビの発生部分の水気を取り除きます。

 

水気を取り除く理由は、水分が残っているとカビ取り剤が希釈され、効果が薄れるからです。

 

タオルやキッチンペーパーなどを使用して、しっかりと乾燥させましょう。

 

触っても水気を感じない程度まで、しっかりと拭き取ることが重要です。

 

3-3. カビ取り剤を塗る

 

水気を拭き取った後は、カビにカビ取り剤をかけます。

 

スプレータイプの場合は、カビが発生している場所に直接吹きかけてください。カビをしっかりと覆うように、適量を吹きかけることが大切です。

 

もしカビ取り剤がうまくカビに付着しなかった場合は、歯ブラシなどを使用してカビ取り剤を塗り広げることができます。

 

3-4. キッチンペーパーで覆う

 

カビ取り剤をかけた後は、その上からキッチンペーパーを貼り付けます。

 

キッチンペーパーを使用する理由は、カビとカビ取り剤を密着させるためです。

 

キッチンペーパーの重みが加わることで、ただ吹きかけた場合よりも、カビ取り剤がより密着し、効果を発揮しやすくなります。

 

キッチンペーパーを貼り付けた後は、再度カビ取り剤を上から吹きかけ、キッチンペーパーを押さえるようにしてカビと密着させましょう。

 

3-5. ラップパックをする

 

キッチンペーパーを貼り付けた後は、上からラップで覆い、30分から1時間程度放置します。

 

ラップで覆う理由は、カビ取り剤の揮発や、カビが発生している場所以外にカビ取り剤が流れてしまうことを防ぐためです。

 

カビ取り剤をかけてただ放置しただけでは、奥の方に根を張ったカビ菌が分解される前に、カビ取り剤の効果が薄まってしまう可能性があります。

 

上からキッチンペーパーとラップで覆うことで、カビ取り剤の揮発を防ぎ、根本からカビ菌を分解できるのです。

 

カビ菌の分解にはある程度の時間がかかるため、ラップをした後は30分程度放置して、カビ取り剤をしみこませましょう。

 

なお何をしても取れないしつこいカビの場合は、1時間以上の放置がおすすめです。

 

3-6. カビ取り剤を洗い流す

 

時間が経ったら、ラップを取り除き、カビ取り剤をよく洗い流します。

 

この際に注意したいのは、カビ取り剤を吹き付けた場所だけでなく、浴室全体をシャワーで洗い流すことです。

 

もし他の場所にもカビ取り剤がかかっていた場合、入浴時にカビ取り剤が肌に触れ、肌が荒れてしまう可能性があります。

 

また残ったカビ取り剤のニオイが入浴によって浴室中に広まり、気分が悪くなるかもしれません。

 

カビ取り剤を吹きかけた場所はもちろん、その周辺の壁やドアなども含め、浴室全体にシャワーをかけてよく洗い流しましょう。

 

3-7. カビをこする

 

シャワーで洗い流した後に、細かな隙間にカビが残っていることもあります。

 

しかし、このカビは既にカビ取り剤によって死滅しているため、歯ブラシなどで軽くこすり、残ったカビも取り除きましょう。

 

歯ブラシでこすった後は再度シャワーをかけて、カビをよく洗い流します。

 

3-8. 水気を拭き取る

 

作業が一通り終わったら、浴室内の水気をしっかり拭き取りましょう。

 

カビは湿度が70%以上の環境で発生しやすいため、水分を残したままだと再発の可能性が高まります。

 

せっかく取り除いたカビの再発を防ぐためにも、タオルで浴室全体の水気を丁寧に拭き取ります。

 

細部のカビ取りも同じ手順で行いますが、パッキンやタイルの隙間などにはジェルタイプのカビ取り剤を使用すると効果的です。

 

ジェルタイプは細かい場所にも塗りやすく、狭い場所にもしっかりと密着します。

 

手順は基本的には同じですが、ラップで覆うのが難しい場合は、カビ取り剤を塗ったまま放置するだけでも効果があります。

 

細部のカビ取り手順は以下の通りです

 

・カビが発生している場所の水気を取り除く

・カビにジェルタイプのカビ取り剤を塗る

・ラップをしたまま30分〜1時間放置する

・カビ取り剤をよく洗い流す

・残ったカビは歯ブラシなどでこする

・水気を拭き取る

 

放置後は、十分にシャワーで洗い流し、カビ取り剤の成分を残さないように注意しましょう。

 

4.【天井編】お風呂の天井のカビ取り手順

 

これまでの方法では、洗剤を吹きかけたりラップで覆ったりすることで、高い場所のカビを取り除くことが難しかったですね。

 

特に天井に発生したカビは、適切な道具を使って慎重に取り除く必要があります。

 

天井のカビ取り方法を以下の4ステップでご紹介します

 

 

  1. 道具を用意する

  2. 水気を取り除く

  3. カビ取り剤を塗る

  4. シートで拭き取る

 

4-1. 道具を用意する

 

必要な道具を用意する際には、特にフロアワイパーの準備が必要です。天井にカビ取り剤を塗り広げるためには、軽く伸縮可能なフロアワイパーが適しています。

 

以下は、必要な道具とそれぞれの選び方のポイントです

 

カビ取り剤: カビの種類や程度に応じて、塩素系のものやスプレータイプを選びましょう。

 

フロアワイパー: 天井に届くように軽く伸縮可能なものが適しています。

 

ドライシートとウェットシート: フローリング掃除用のもので十分です。

 

タオル: 吸水性の高いものを選びます。

 

ゴム手袋: 掃除用のもので、カビ取り剤の付着を防ぐために必要です。

 

マスク: カビ取り剤の吸い込みを防ぐため、使い捨てのものを用意します。

 

ゴーグルやメガネ: カビ取り剤が目に入ることを防ぐため、任意で使用します。

 

これらの道具を揃えて、作業に取り組みましょう。安全を確保するためにも、全ての道具をしっかりと用意することが重要です。

 

4-2. 水気を取り除く

 

最初に、天井の水気を取り除きます。

 

天井が濡れていると、カビ取り剤が効果的に作用しづらくなる可能性があります。

 

そのため、作業を始める前に、ドライシートを取り付けたフロアワイパーを使用して、天井の水気を丁寧に拭き取りましょう。

 

これによって、カビ取り剤の効果を最大限に引き出すことができます。

 

4-3. カビ取り剤を塗る

 

次に、フロアワイパーを使用して、天井全体にカビ取り剤を塗布します。

 

フロアワイパーを使用する理由は、直接カビ取り剤を吹きかけると、カビ取り剤が顔や身体にかかる可能性が高く、危険です。

 

そのため、安全かつ効果的な作業を行うためにフロアワイパーを活用します。

 

以下の手順に従って、カビ取り剤を塗布していきます。

 

1.フロアワイパーにドライシートを取り付けます。

2.ドライシートにカビ取り剤を適量吹きかけます。

3.フロアワイパーを使用して、天井全体にカビ取り剤を均等に塗布します。

 

カビ取り剤を塗布した後は、約20分程度放置します。

 

なお、カビ取り剤を塗布すると浴室内にカビ取り剤のニオイが充満し、不快な状況になることがあります。

 

作業中に気分が悪くなった場合は、窓やドアを開けて換気を行い、新鮮な空気を取り入れてください。

 

4-4. シートで拭き取る

 

時間が経過したら、ウェットタイプのシートをフロアワイパーに取り付けて、カビ取り剤を拭き取ります。

 

この際に注意するポイントは、最低でも2回は拭き取り作業を行い、カビ取り剤の残留を防ぐことです。

 

シャワーで洗い流すと、カビ取り剤を含んだ水が天井から滴り落ちる可能性があるため、フロアワイパーや濡れたタオルなどを使用して丁寧に拭き取ってください。

 

最後に、乾いたドライシートで天井全体の水気を拭き取り、作業を完了させます。

 

5.【エプロン編】お風呂のエプロンのカビ取り方法

 

これまでお風呂の床や壁、天井などに発生したカビの除去方法をご紹介しましたが、お風呂には見えない場所にもカビが発生しやすい箇所があります。

 

それが浴槽の前面にある「エプロン」です。エプロンの内部は湿気がこもりやすく、カビが繁殖しやすい環境となっています。

 

普段は開ける機会が少ないため、開けてみると驚くほどのカビや汚れが溜まっていることがあります。

 

この機会に、エプロンのカビ除去も行ってみましょう。

 

お風呂のエプロンのカビを取り除くための手順を以下に示します。

 

・必要な道具を用意する

・エプロンを外して汚れを洗い流す

・カビ取り剤を吹き付けて放置する

・シャワーでよく洗い流す

・残った汚れをこすり落とす

・エプロンをよく乾燥させてから元の位置に戻す

 

これらの手順に従って、エプロンのカビを効果的に取り除いてください。

 

5-1. 道具を用意する

 

エプロンのカビ取り作業には、先程紹介した道具と同様のものが必要です。

 

特別な道具は必要ありませんが、エプロン内部は奥まっており掃除が難しいため、柄の長い掃除用ブラシがあると便利です。

 

また、ひどいカビを除去するためには塩素系のカビ取り剤を使用します。

 

この際、ゴム手袋やマスクなど、身を守るための道具も忘れずに用意しましょう。

 

必要な道具は以下の通りです。

 

カビ取り剤: 塩素系のものが理想で、スプレータイプが便利です。

 

柄の長い掃除用ブラシ: エプロンの奥まで届くものが選びポイントです。

 

掃除用スポンジ: 一般的なもので問題ありません。

 

キッチンペーパー: 厚すぎないものを選びます。

 

ゴム手袋: カビ取り剤の付着を防ぐために必要です。

 

マスク: カビ取り剤の吸い込みを防ぐために使います。

 

ゴーグルやメガネ: 目へのカビ取り剤の飛散を防ぐために利用します。

 

これらの道具を準備して、エプロンのカビ取り作業に取り組みましょう。

 

5-2. 汚れを洗い流す

 

最初に、エプロンを取り外し、内部にたまった汚れをシャワーで洗い流します。

 

エプロンの取り外し方は、お風呂のメーカーによって異なりますが、一般的には端に手をかけて手前に引っ張ったり、持ち上げたりすることで外れる場合が多いです。

 

ただし、一部のメーカーではエプロンの取り外しを推奨していない場合もあるので、取扱説明書を参照することをおすすめします。

 

エプロンを外した後は、隙間にシャワーをかけて内部にたまった汚れを洗い流します。

 

エプロンの内部にはカビや泥のような汚れがたまっていることがあり、驚くほど汚れていることもあります。

 

まずはシャワーを使って、大まかな汚れを洗い流しましょう。

 

また、奥の方に溜まった汚れは掃除用ブラシを使ってかき出します。

 

5-3. カビ取り剤を吹き付けて放置する

 

次に、エプロン全体にカビ取り剤を均等に吹き付け、約30分間放置します。

 

エプロンの内部は普段あまり手入れをしないため、カビが大量に繁殖しており、表面だけではなく奥深くにも侵入しています。

 

そのため、カビ取り剤を全体に散布し、カビの根本までしっかりと分解します。

 

通常は、事前に水分を拭き取ってからカビ取り剤を使用するのが効果的ですが、カビがひどく発生している場合は水拭きが難しいこともあります。

 

そのため、まずはカビ取り剤を使用して効果を確認し、必要に応じて水拭きを行いましょう。

 

5-4. シャワーで洗い流す

 

時間が経ったら、シャワーを使ってエプロンに吹きかけたカビ取り剤をよく洗い流します。

 

カビ取り剤の成分が残っていると、入浴時に不快な気分になる可能性があります。

 

エプロンの隙間にもしっかりとシャワーを当て、カビ取り剤を十分に洗い流しましょう。

 

5-5. 汚れをこすり落とす

 

シャワーでカビ取り剤を洗い流した後でも、汚れが残っている可能性があります。

 

このような場合には、スポンジやブラシを使って優しくこすり落としましょう。

 

ただし、無理に力を入れてこすると傷がついてしまう恐れがあるため、軽くこすることが重要です。

 

また、カビが落ちきらない場所には、キッチンペーパーを使ったパックが有効です。

 

カビ取り剤、キッチンペーパー、カビ取り剤の順に重ねて、カビに取り剤を密着させます。

 

この状態で20分程度放置し、その後十分にシャワーで洗い流してください。

 

5-6. 内部を乾燥させる

 

カビを取り除いた後は、エプロンを開いた状態でしっかりと乾燥させます。

 

エプロンを濡れたまま戻してしまうと、内部に湿気がこもりやすく、再びカビが発生する可能性が高まります。

 

エプロン周辺の掃除は手間がかかるかもしれませんが、カビの再発を防ぐためには重要な作業です。

 

エプロンを乾燥させる際は、浴槽内に入れて全体を乾かすと効果的です。

 

内部までしっかりと乾燥させ、湿気を逃がしてください。

 

6.お風呂のカビ取りを楽にするカビ予防法

 

これまでの説明からわかるように、カビ取りは手間のかかる作業です。

 

道具を用意する手間や換気に気を使うことも大変ですね。

 

しかし、お風呂は家の中でも特にカビが生えやすい場所であり、放置するとカビが瞬く間に発生してしまいます。

 

リンナイ株式会社が実施した調査によれば、浴室内のカビに悩む人が84.4%もいることが明らかになりました。

 

このような調査結果を見ると、浴室内でのカビの問題がどれだけ深刻かが実感できるでしょう。

 

そこで、カビの発生を減らし、作業を楽にするためには、普段からカビの発生を予防することが重要です。

 

以下に、お風呂のカビ防止に役立つ3つの方法を紹介します。

 

1.使用後は毎回、浴室全体に50度程度のお湯をかける

2.浴室を常に乾燥させる

3.防カビ剤を使用する

 

これらの方法を実践することで、お風呂のカビ対策に効果的に取り組むことができます。

 

6-1. 毎回浴室にお湯をかける

 

浴室の使用後に、50度程度のお湯をかけることは重要です。

 

シャワーの周辺や排水口の周りなど、隅々まで熱いお湯をかけ、残った石鹸や髪の毛などを流しましょう。

 

ただし、50℃のお湯はかなり熱いため、「なぜそんなに熱いお湯をかける必要があるの?」と疑問に思うかもしれません。

 

実は、50度のお湯をかける理由は、カビの菌が熱いお湯で死滅するためです。

 

文部科学省が発表している「カビ対策マニュアル」によると、「カビの菌糸は50℃で死滅する」との記載があります。

 

このため、お湯をかけることで、カビの繁殖を抑えることができます。

 

また、お湯をかけることで、石鹸カスなどのカビの栄養源を洗い流すことができます。

 

これにより、カビが発生しにくい環境を作ることができます。

 

入浴後に全体にお湯をかけることで、カビの繁殖を防ぎ、清潔な状態を保つことができます。

 

毎回の入浴後にこの作業を行うことで、カビの発生を抑えることができます。

 

6-2. 浴室を乾燥させる

 

浴室内の湿度が高いと、カビの発生が促進されます。

 

入浴後の浴室内は特に湿度が高く、空気がこもっているため、カビが繁殖しやすい状態になります。

 

浴室から出た後は、できるだけ早く24時間換気を行い、浴槽内を乾燥させることが重要です。

 

また、浴室乾燥機や除湿機を活用することで、より効果的に湿度を下げることができます。

 

さらに、浴室の電気を消す際には、代わりに換気扇のスイッチを入れるなどの習慣を取り入れることで、浴室の湿度をコントロールしましょう。

 

6-3. 防カビ剤を使用する

 

防カビ剤の使用は、カビの防止に有効な方法の一つです。

 

防カビ剤は、お風呂の中に設置するだけでカビの発生を防ぐことができるアイテムです。

 

置型タイプやくん煙タイプなどがあり、浴室内のあらゆる場所に防カビ成分が行き渡ります。

 

このような防カビ剤は、手間をかけずにしつこいカビを予防できるため、非常に便利です。

 

ドラッグストアで手に入る防カビ剤はさまざまで、どれを選んでも効果に大きな差はありません。

 

効果の持続期間は約2ヶ月で、価格も500円程度と手ごろです。

 

定期的に交換することで、防カビ効果を維持し、カビの発生を防ぎましょう。

 

7.お風呂のカビが取れない場合は業者への依頼が効果的

 

ここまで、自分でお風呂のカビ取りを行う方法や予防法をご紹介しました。

 

しかし、中には以下のような状況で、自力では対処が難しいカビも存在します。

 

・発生から時間が経ち、根が深く取り切れない場合

・天井や壁など広範囲にわたってカビが発生し、手をつけるのが困難な場合

 

このような場合、専門業者に依頼することをおすすめします。

 

専門業者に依頼すると、「放置しても大丈夫でしょう?」や「料金が高額ではないか?」といった心配が生じるかもしれません。

 

そこで最後に、カビを放置することのデメリットや、業者に依頼する際の相場についてご紹介します。

 

7-1. カビを放置するデメリット

 

「掃除をしてもなかなか取れないから」「掃除って面倒くさいから」といった理由でカビを放置すると、深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。

 

カビに含まれる有害な成分は、人体に悪影響を及ぼすため、放置することで以下の健康リスクが発生する可能性があります。

 

・目のかゆみや湿疹などのアレルギー反応

・肺炎やぜんそくなどの呼吸器疾患

・皮膚炎や水虫などの皮膚感染症

・カビの胞子を吸い込むことで難病の発症や長期的な入院治療が必要になることもあります。

 

さらに、カビの発生を放置すると、壁や天井などの建材を全て取り払い、大規模なリフォームが必要になる場合もあります。

このようなスケルトンリフォームでは、家のタイプや工事内容に応じて数百万円から数千万円の費用がかかることも考えられます。

 

7-2. 業者への早めの依頼がおすすめ

 

「カビが放置されると、入院やリフォームが必要になる可能性があることを考えると、その影響力の大きさに驚きますよね。

 

だからこそ、自分では対処しきれないと感じたら、早めに専門業者に相談することが大切です。

 

お風呂のカビ取りと聞くと、ハウスクリーニング業者を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはカビ取り専門業者への依頼が効果的です。

 

カビ取り専門業者は、カビの対処方法や、どのような場所であれば最適なカビ取り方法をよく知っています。

 

そのため、ハウスクリーニング業者と比べても、より根本的にカビを除去し、再発を防止することができます。

 

カビがひどい場合は、専門業者に依頼して、カビの発生を防ぐ環境を整えることが大切です。

 

「自分では対処しきれなさそう」「カビがひどく、何をしたらいいのかわからない」という場合は、ぜひ専門業者に相談してみてください。

 

料金は、カビの状況や必要な作業量によって異なるため、無料相談や見積もりを利用することをおすすめします。

 

プロの力を借りて、お風呂を元の清潔な状態に戻しましょう。

 

8.まとめ

 

この記事では、お風呂の頑固なカビ取り方法を紹介しました。

 

お風呂は湿度が高く、栄養素も豊富な環境であるため、カビが発生しやすい場所です。

 

そのため、一度カビが発生してしまうと、塩素系のカビ取り剤を使って徹底的にカビ菌を除去する必要があります。

 

また、カビ取り剤を使用した後には、ラップパックを試してみると効果的です。

 

さらに、カビの再発を防ぐために、普段から以下のカビ防止法を実践することが重要です。

 

毎回、入浴後に浴室全体に50度程度のお湯をかける・ 浴室を常に乾燥させる・ 防カビ剤を使用する 。

 

これらの方法を日常生活に取り入れることで、カビが発生しにくい環境を保つことができます。

 

ただし、カビがひどい場合は、自分で対処するのが難しいかもしれません。

 

そのような場合は、カビの専門家に依頼することも1つの方法です。

 

カビは健康被害を引き起こす可能性もあるため、自分の力では対処しきれない場合は、専門家に頼ることをおすすめします。

 

この記事を参考にして、お風呂の頑固なカビを除去できることを願っています。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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