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【スーパーマーケットの天井カビ解決法】カビ専門家のアドバイス

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【スーパーマーケットの天井カビ解決法】カビ専門家のアドバイス

【スーパーマーケットの天井カビ解決法】カビ専門家のアドバイス

2024/03/11

こんにちは!カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

【スーパーマーケットの天井カビ解決法】カビ専門家のアドバイス

 

スーパーマーケットの天井にカビが生えるのはなぜでしょうか?

 

それは、冷蔵庫や冷凍庫の冷気によって湿度が上昇し、カビの繁殖環境が整いやすくなるからです。しかし、このカビが食品衛生に悪影響を与える可能性も考えられます。そこで、本記事ではスーパーマーケット経営者や店舗管理者向けに、天井カビの発生原因や対処法、そして予防策について詳しく解説します。

 

まず、カビの発生原因を知ることが重要です。その上で、適切なカビ取り業者の選び方や、彼らが来るまでの応急処置の方法、そしてカビを防止するための対策についても紹介します。さらに、改装工事時に導入すべきカビにくい天井や設備についても考察します。

 

スーパーマーケット経営者や店舗管理者の方々にとって、カビ対策は大切な課題です。ぜひこの記事を参考にして、安心で清潔なスーパーマーケット環境を実現してください。

 

目次

 

1.スーパーマーケットの天井にカビが生える原因とは?

2.カビが天井に発生する危険性とその影響

3.適切なカビ取り業者の選び方

  3-1. 専門業者の選定ポイント

  3-2. 過去の実績を確認する方法

  3-3. 現地調査の重要性と質問のポイント

4.カビ取り業者が来るまでの応急処置方法

  4-1. 正しい応急処置の手順

  4-2. カビ進行の遅延方法

  4-3. カビを悪化させるNG行動

5.天井カビを予防するための対策

  5-1. 営業後のオープン冷蔵庫の管理方法

  5-2. 天井への送風機の利用方法

6.改装工事時に導入すべきカビにくい設備とは?

  6-1. カビが生えにくい天井のリフォーム

  6-2. 結露防止のための天井ファンの導入

7.まとめ:清潔で安全なスーパーマーケット環境の実現に向けて

 

1.スーパーマーケットの天井にカビが生える原因とは?

 

スーパーマーケットの天井にカビが生える理由は、結露によるものが大きな要因です。

 

結露とは、空気中の水蒸気が冷えることで凝縮して水滴となる現象であり、特にオープン冷凍庫の冷気によって天井が冷やされることで発生しやすくなります。こうした状況下では、湿度や温度がカビの繁殖に適した環境となります。

 

カビが発生しやすい条件として、湿度が70%以上、温度が20℃~30℃、カビの栄養分があること、そして酸素があることが挙げられます。特にクラドスポリウム(黒カビ)はこの条件下で繁殖しやすく、一度発生すると低温や乾燥にも強い特性があります。

 

従業員や経営者の皆様が気にされるようなカビの発生には、早急な対処が必要です。

 

そのためには専門業者の選定が重要であり、過去の実績や現地調査を行い信頼できる業者を選ぶことがポイントです。また、応急処置としては正しい対処方法を取り入れ、天井にカビの進行を遅らせる工夫が必要です。

 

さらに、営業後の対策や改装工事による天井のリフォームなど、予防策も重要です。結露防止のための天井ファンの導入やカビが生えにくい素材の採用など、様々な対策が考えられます。

 

結論として、スーパーマーケットの経営者や管理者の方々は、天井カビに対する適切な対処と予防策を講じることで、清潔で安全な店舗環境を維持し、お客様に安心感を提供することが求められます。

 

2.カビが天井に発生する危険性とその影響

 

カビは様々な場所に生える可能性がありますが、天井に発生するカビは特に注意が必要です。

 

なぜなら、天井のカビは他の場所のカビよりも拡散しやすいからです。天井から落ちたカビの胞子は風に乗って他の場所に広がり、そこで再び繁殖する可能性があります。

 

以前の実験では、壁のカビと比較して天井のカビの方が速く広がることが示されました。また、スーパーマーケットなどの店舗では、カビの対処をするまでに許可や手続きが必要であり、タイムラグが生じることもあります。そのため、天井のカビを発見したらすぐに行動することが重要です。

 

放置すると問題が拡大し、対処が難しくなる可能性があるため、早めの対処が必要です。

 

3.適切なカビ取り業者の選び方

 

自宅でのカビ取りとは異なり、スーパーマーケットでのカビ取りはほとんどが専門業者に依頼されることが一般的です。

 

初めて業者を選ぶ場合、どの業者を選べばよいか悩むことでしょう。

 

カビ取り業者の技術には差があるかもしれないと不安に思うかもしれませんが、実際にはその差が大きく現れます。

 

特に天井のカビ取りは施工が難しく、技術力が問われる場所です。

私もよくスーパーマーケットで買い物をするのですが、時折天井にカビが見られます。

 

また、カビ取りの痕跡を見かけることもありますが、それでもカビが残っているケースがあります。

 

カビは少しでも残ると一気に拡大する可能性があるため、完全に除去できる技術を持つ業者を選ぶことが重要です。

 

では、どのように業者を選べばよいのでしょうか?

 

3-1. 専門業者の選定ポイント

 

一部の清掃業者やリフォーム業者は、カビ取り作業も行っていますが、彼らはカビ取りを専門に行っているわけではありません。そのため、専門業者と比較して経験が少ないことが多く、技術力が劣ることがあります。

 

また、こうした業者はカビに関する知識が不足している場合があり、市販のカビ取り剤を使用していることもありますが、その効果は限定的です。

 

カビは種類や原因によって適切な対処法が異なるため、専門的な知識が必要です。

技術や知識が不十分な場合、カビが完全に除去されず再発する可能性があります。

その結果、再度業者に依頼することになり、余分な費用がかかる可能性があります。

清掃業者やリフォーム会社の中には、適切な知識や技術を持っている業者もいますが、そうでない場合も多いため、選択には注意が必要です。

 

そのため、カビ取り専門業者を選ぶことで、より安心して作業を任せることができます。

 

3-2. 過去の実績を確認する方法

 

カビ取りを専門に行う業者を選ぶ際に重要なのは、その業者の過去の実績です。

公式ウェブサイトなどで業者の実績を確認することができます。

 

実績数が多い業者は、より豊富な経験を持っており、安心して依頼できるでしょう。

特にスーパーマーケットなどの大規模な施設でのカビ取り経験がある業者を選ぶことが重要です。

 

大規模な施設のカビ取りには、専用の機材や人員が必要とされます。

そのため、個人宅のみに対応している業者では対応できない場合もあります。

 

過去の実績が豊富で、大規模な施設での経験がある業者を選ぶことが、最善の選択です。

 

3-3. 現地調査の重要性と質問のポイント

 

信頼できる業者を見つけたら、まずは現地調査を依頼しましょう。

 

もし複数の業者を検討している場合は、両方に依頼して比較するのも有効です。

ただし、現地調査には無料と有料の業者がありますので、注意が必要です。

 

業者に現地調査をしてもらったら、積極的に質問をしてみましょう。

「カビの原因は何ですか?」「施工方法はどのようになりますか?」「今後のカビ発生防止策はありますか?」など、様々な疑問を投げかけることが重要です。

 

また、業者がお客様の立場に立って提案してくれるかどうかも判断の材料になります。スーパーマーケットは定休日がないことが多いため、営業時間外に施工することが必要です。その際、お店の営業に影響を与えない方法を提案してくれる業者は信頼できると言えます。

 

4.カビ取り業者が来るまでの応急処置方法

 

社内の手続きやタイミングの関係で、カビ取りの実施までに時間がかかることがあります。

 

しかし、放置すると問題が悪化する可能性があるため、「業者が来るまでに悪化させたくない」「少しでも目立たなくするために応急処置の方法を知りたい」というニーズもあるでしょう。

 

ここでは、カビを発見した時から業者に依頼するまでの間に行うべき対処方法をご紹介します。

 

4-1. 正しい応急処置の手順

 

もし応急処置を行いたい場合は、キッチンハイターなどの濃度の高い次亜塩素酸ナトリウムを塗布することで、一時的に美観を回復させることが可能です。

 

ただし、範囲が広くなってからでは個人での処理が難しくなるため、1㎡以内の場合に限定して行ってください。

 

天井のカビ取りは他の箇所と比べても難しく、危険が伴います。脚立にのぼることで落下の危険があるほか、塗布した次亜塩素酸ナトリウムが重力によって垂れてくる可能性も考えられます。

 

そのため、ゴーグル、ゴム手袋、長袖の服などを着用し、安全対策を講じることが重要です。

 

以下はカビ取りを行う際の手順です。

 

1.換気を行い、マスク、ゴーグル、ゴム手袋、長袖の服を着用します。

2.脚立にのぼり、ハケを使って次亜塩素酸ナトリウムを塗布します。

3.20~30分ほど放置し、次亜塩素酸ナトリウムがカビに染み込むのを待ちます。

4.水を染み込ませた雑巾で拭き取ります。必要に応じて何度も行ってください。

5.最後にしっかりと乾燥させます。

 

これらの手順を実行することで、一時的な対処が可能ですが、根本的な解決には専門業者の力を借りることが必要です。

 

4-2. カビ進行の遅延方法

 

業者が来るまでの間、カビの進行を遅らせるためにできることがあります。

 

それは、オープン冷凍庫に蓋をすることです。

 

スーパーマーケットの天井のカビは、オープン冷凍庫の冷気による温度差から生じた結露が原因とされることがよくあります。

 

そのため、オープン冷凍庫にアルミシートなどを使って蓋をすることで、カビの進行を遅らせることができます。

 

常に蓋をするのが理想的ですが、営業中は難しいかもしれません。

その場合は、営業時間外に蓋をするだけでも効果があります。

 

営業終了後に蓋をして、開店準備の際に蓋を取り除くようにすると良いでしょう。

少し手間がかかるかもしれませんが、カビの進行を遅らせるためには効果的な方法です。

 

4-3. カビを悪化させるNG行動

 

誤ったカビの対処法を行うと、逆にカビを悪化させる可能性があります。

 

以下の対処法は避けるべきです。

 

送風機を回す: 結露した天井を乾かすために送風機を回す方法がありますが、これはカビが生えていない場合に効果的です。しかし、カビが既に生えている状態で送風機を使用すると、風に乗ってカビの胞子が飛散し、他の部分にも広がる可能性があります。

 

カビが発生している場所には送風機を直接当てないようにしましょう。

 

ペンキを塗って隠す: カビが発生している箇所をペンキで塗って隠す行為は、カビの悪化を招くだけでなく、カビの栄養源にもなります。一時的には見えなくなりますが、カビはペンキの下で繁殖を続け、やがてペンキの上に再び現れます。

 

カビがペンキの下で繁殖していると、後でカビ取りを行う際により困難になり、費用もかさみます。ペンキでカビを隠すことは絶対に避けましょう。

 

5.天井カビを予防するための対策

 

業者によるカビ取りや防カビ処置をしても、カビが再発する可能性があります。

 

カビの発生を抑制するためには、費用がかかる設備の導入も考えられますが、今回は費用がほとんどかからず、すぐに始められるカビ対策を紹介します。

 

5-1. 営業後のオープン冷蔵庫の管理方法

 

先ほども紹介したように、カビ対策には様々な方法がありますが、オープン冷凍庫に蓋をすることも有効な手段の一つです。

 

営業中はオープン冷凍庫からの冷気によって結露が発生しやすいですが、閉店後に蓋をすることで結露を抑えることができます。

 

定期的な蓋の開閉によって、カビの発生を防ぎましょう。

 

5-2. 天井への送風機の利用方法

 

先ほどご紹介したオープン冷凍庫に蓋をする対策と同時に、天井に向けて送風機を回すことで、カビを防ぐ効果を高めることができます。

 

送風機を使用することで、結露による水分を飛ばし、天井を乾かすことができ、カビの繁殖を抑えることができます。

 

ただし、先にご紹介した「4-3. カビを悪化させるNG行動」でお伝えしたように、カビが発生した後に送風機で風を送ると、カビの胞子を飛散させる原因となってしまいます。

 

カビの発生を確認した際は、送風機を回すことは中止し、他の対策を検討してください。

 

6.改装工事時に導入すべきカビにくい設備とは?

 

新しい店舗を開設する予定や現在の店舗の改装を検討している場合には、カビ対策のためのリフォームや施設の導入をお勧めします。

 

6-1. カビが生えにくい天井のリフォーム

 

スーパーマーケットの天井にカビが発生しやすい理由は、天井裏が暖かくなることでオープン冷凍庫などの冷気による結露が生じるからです。

 

この結露を防ぐためには、断熱性の高い天井を採用することが重要です。最近では、カビ対策に特化した天井ボードもあります。

 

カビない天井ボードは、セラミック塗料でコーティングされており、室温と同じ温度になることで結露を防ぐだけでなく、カビや菌の発生も抑える効果があります。

 

湿気が多く食品を扱うスーパーマーケットには最適な天井材です。

 

6-2. 結露防止のための天井ファンの導入

 

空気を循環させることで結露をある程度抑制することができますが、ただ単に空気を送るだけでは天井裏との温度差が大きいままであり、完全な結露防止には至りません。そこで、除湿しながら温度差の問題も解消するための設備を導入することが効果的です。

 

空調機の中には、室内空気を除湿してから室内に供給する仕組みを採用している物があります。この除湿された空気が天井に供給されることで、天井周辺の湿度が低く保たれ、天井裏との温度差がほとんどなくなります。結果として、結露の発生を防ぐことができます。

 

7.まとめ:清潔で安全なスーパーマーケット環境の実現に向けて

 

今回はスーパーマーケットの天井に発生したカビに対する対処法を紹介しました。

 

スーパーマーケットでカビが発生すると、お客様に不快感を与えてしまい、売り上げにも影響を及ぼす可能性があります。そのため、カビを見つけたら迅速に専門業者に依頼し、カビ取りを行うことが重要です。

 

カビ取り業者を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注意してください。

 

1.カビ取りの専門業者に依頼する

2.過去の実績を確認する

3.現地調査を依頼、疑問点について質問をする

 

また、当社でもスーパーマーケットのカビ取りを行っています。大規模なカビ取りにも対応しており、実績も豊富です。エリア内であれば無料の現地調査も行っていますので、カビにお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

 

カビ取りを行った後は、再発を防ぐためにカビ対策を行うことも大切です。営業終了後にオープン冷凍庫に蓋をするや、送風機を天井に向けて掛けるなどの対策を行うことで、カビの発生を抑えることができます。他にもカビが発生しにくい設備の導入も効果的です。

 

この記事を通じて、清潔な店舗を保ち、多くのお客様に満足していただける店舗運営に貢献できることを願っています。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/

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