カビ対策のエキスパートが伝授！洋服・バッグ・靴のカビ予防と対処法

こんにちは！カビバスターズ岐阜の佐藤です。

いつもカビバスターズ岐阜のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

カビ対策のエキスパートが伝授！洋服・バッグ・靴のカビ予防と対処法

 

大切な衣類やバッグ、靴にカビが生えると、驚きと困惑が広がります。しかし、ドラッグストアで見かけるような専用のカビ取り剤はありません。しかし、捨てる前に試す方法があります！

 

カビバスターズ岐阜のプロが、大切なアイテムをカビから守る方法と、カビが生えた時の簡単な対処法をご紹介します。

 

目次

1.カビの発生を防ぐための対策

2.カビが発生した場合の対処法

  2-1洋服・バッグ・靴にカビが生える原因

  2-2カビ取りの効果的な方法

  2-3収納場所のカビ対策

3.MIST工法®を利用したカビの完全な除去

4.通常のクリーニングでは不十分な理由

5.まとめ

 

1.カビの発生を防ぐための対策

 

カビを未然に防ぐには、予防策が最も重要です。以下に、カビを予防するための要点を紹介します。

 

湿度の管理

カビの種類によっては、ある程度の湿度で生育できるものもありますが、湿度を55%以下に抑えるとカビの発生が難しくなります。湿度管理はカビ予防において極めて重要です。

 

乾燥剤の使用

洋服やバッグ、靴などの収納場所には除湿剤を入れ、湿気を取り除きます。小物の場合は、乾燥剤と一緒に密封容器に入れ、湿気から守ります。定期的に乾燥剤を交換しましょう。

 

定期的な掃除

収納場所をカビに適した状態にしないよう、定期的な掃除を行います。ほこりや汚れを除去し、住み心地の良い環境を保ちます。

 

適切な知識を持つことで、再発のリスクを抑え、カビの発生を防ぐことができます。

 

2.カビが発生した場合の対処法

 

2-1洋服・バッグ・靴にカビが生える原因

 

洋服やバッグ、靴などの素材には、動物の革や毛が使われていることがあります。これらは有機物であり、カビの栄養源となります。さらに、人間の皮脂や汗がこれらの素材に染み込み、カビにとっては格好のエサとなります。特に、タンスの中はホコリがたまりやすく、湿度も高いため、カビが繁殖しやすい環境です。

 

普段使っている場合はカビが発生しにくいですが、長期間しまった状態ではカビが発生する可能性が高まります。環境が整い、栄養源が豊富な状況では、カビが生えない方が珍しいでしょう。

 

2-2カビ取りの効果的な方法

 

洋服やバッグ、靴にカビが生えてしまった場合、対処法は以下の通りです。

 

■ 簡単なカビの場合： 酸素系漂白剤や消毒用エタノールを使います。キッチンペーパーや綿棒に薬剤を含ませ、カビの部分に丁寧に染み込ませて取り除きます。カビ取り剤の使用の際には、製品の説明書をよく読み、安全に使用してください。

 

■ 根が深いカビの場合： 塩素系漂白剤を使用して漂白します。ただし、染められた白色と脱色された白色は必ずしも同じ色にならないため、使用する際は目立たないところでテストを行いながら注意してください。また、酸素系漂白剤を使用した後に塩素系漂白剤を使用することは大変危険ですので、絶対に避けてください。

 

2-3収納場所のカビ対策

 

洋服やバッグ、靴にカビが生えると、収納場所の中も同様にカビが広がる可能性があります。

 

カビの胞子が舞っているカビ臭さを感じる段階で、既にカビの影響が及んでいる可能性が高いため、注意が必要です。

 

カビが生える環境では、その状況が続けば他の場所への移りも避けられません。

対処法としては、塩素系漂白剤やアルカリ性洗剤を用いて隅々まで拭き掃除を行い、乾燥させることが重要です。

 

見た目にカビが生えていなくても、衣類にカビ臭いにおいが染み付く可能性があるため、クローゼットやタンスの内壁もしっかり除菌しておくことが推奨されます。

 

定期的な掃除と乾燥を行うことで、カビの再発を予防することができます。

 

3.MIST工法®を利用したカビの完全な除去

 

MIST工法®は、洋服、バッグ、靴などのカビ除去に効果的な手法です。この方法では、素材やカビの種類に応じて噴霧や刷毛を用いて液剤を塗布し、カビを胞子だけでなく菌糸まで根絶します。

 

しかし、素材やカビ被害の程度によっては、変色などのリスクが生じることがあります。そのため、カビが繁殖しない環境を作ることが重要です。

 

定期的な換気や湿度管理、衣類や小物の乾燥、清潔な収納環境の確保など、予防対策を行うことで再発を防ぎ、安全かつ効果的なカビ除去を実現できます。

 

4.通常のクリーニングでは不十分な理由

 

カビに対する抵抗力のある溶剤や洗剤を使用するドライクリーニングなどの方法もありますが、素材によっては適用できない場合もあります。また、カビ菌は熱にも弱いため、衣類を乾燥器で加熱することでも一定の効果が期待できますが、素材によっては適さないこともあります。

 

一般的なクリーニング店にカビ対策を依頼する際は、専門知識を持った店舗を選ぶことが重要です。しかし、カビの専門知識を持った店舗はまだまだ少ないのが現状です。そのため、カビに特化した専門業者に相談することが、より確実な対処法を見つける上で有効です。

 

5.まとめ

 

洋服・バッグ（鞄）・靴にカビが生えてしまったら、捨てるしかないと思われがちですが、専門家に相談すれば適切な対処法が見つかるかもしれません。

 

安価なアイテムであれば諦めることもできますが、高価なものや思い出の品は、諦めずに対処する価値があります。

 

実際、カビの専門業者に相談すれば、アイテムをキレイな状態に戻す方法が見つかることもあります。困ったときこそ、カビ対策の専門業者を頼ることで解決の道が開けるかもしれません！

 

洋服、バッグ、靴に繫殖したカビまたは、それらを収納しているクローゼットや押入れ、収納スペース、下駄箱のカビ問題でお困りの際には、ぜひ一度カビバスターズ岐阜までお問い合わせください。

 

カビバスターズ岐阜の佐藤でした。

監修https://kabikensa.com/